白で丸い大きな提灯と丸い小さい提灯を看板代わりに吊りたい、というご相談をいただきました。
歩道の横に電柱があるので真横から歩いて来たお客さんの目にとまるよう大きくて丸い提灯が良いとの事、
お店を正面から見た時には小さい提灯でお店の雰囲気が分かるようにしたい、との事でした。
大きい提灯は屋号の「鹿屋」を柄の中に混ぜて、
「よく見たら松竹梅」と気づいてもらえるような図案にしました。
3方向に書いてあるので全部の柄を一緒に見ることはできませんが、
おめでたい感じが伝われば良いと思います。
小さい提灯は当初は10個くらいを考えてはったようですが、
増えに増えて30個に!
お店の場所が外国人観光客も多いことから、
文字を書いた提灯と、
絵を書いた提灯を交互に吊って
ちょっと和風、ちょっとレトロな雰囲気に。
いろんな色をつけたことで白い提灯だけど華やかな感じになりました。
お店の内装をオーナーさん自ら作っていて提灯を吊るす枠も自作されました。
徐々にお店が出来上がってくるので打ち合わせに寄せてもらうのが楽しみでした。
提灯のサイズで迷いはった時は一緒に自転車を漕いで近くの飲食店の提灯を見に回ったり、
気になった絵や写真でこんな文言や絵を入れようとご相談をいただいたり、
長いようであっという間の製作期間でした。
明るい看板が多い繁華街ですが、
他の看板より明るく目立ってお客さんをたくさん呼んで欲しいと思います。