お店を始めるので看板を作って欲しいとご相談を頂きました。
最初は入り口ドアに屋号を貼り付ける感じで考えてはったようですが、
以前喫茶店をされていたお店の外観のままご商売をされるとの事。
喫茶店の雰囲気が多く残ってしまう感じがしたので木の看板にしてみてはどうかと提案させていただきました。
知り合いの材木屋さんに相談し、雨がかかってもあまり変色しない材を探してもらいました。
看板向きの材を数枚用意してもらい、オーナーさんに決めてもらいました。
右手を上げたような面白い形ですが、地酒と魚の店にはぴったりだと思います。
また以前の喫茶店の名前も残したいとの事で屋号の下に小さく朱赤で「佳豆(カズ)」のハンコも入れました。
お日さんが当たったり、雨に降られたりしてしばらくしたらもっと良い味の看板になると思います。